当初の予定では翌朝登ることにしていましたが、天気が崩れるのが早いケースも考え、今日のうちに登ってしまうことにしました。15:50出発。
ここはカール地形なのかな。

たまに青空が見える。

さっきまではへとへとだったのに、空荷だと登るの早い早い。
殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘まで20分ほどで登ってしまいました。

16:25、いよいよ槍ヶ岳へ!ガス晴れてくれ!

鎖やハシゴはしっかりしてるし、岩も脆くないので、見た目より登りやすいです。

とはいえ、振り返ると恐い。

青空!

この2連ハシゴを登れば山頂です。

16:55山頂へ。残念ながら白い山頂でした。

ちょっとガスが薄くなった瞬間でもこの程度。穂高方面を見ていますが。

たぶんこれが「小槍(こやり)」
Youtubeでは小槍の上でアルペン踊りする人とか見ますが普通の人は登れません。

あまり人も多くなかったのでしばらく粘っていましたが、ガスが晴れなかったので残念ですが下山します。明日の朝晴れてたらまた来よう。
下りは恐い。
![IMG_9164[1].jpg](https://expreso.up.seesaa.net/image/IMG_91645B15D.jpg)
前を歩く人たちが少し遅くて槍ヶ岳山荘までの下山が20分。

さらに20分ほど下ってテント場に戻りました。

この日は晩ご飯を食べてすぐに寝てしまいましたが、夜10時過ぎ、テントを叩く雨音で目を覚まします。夜は晴れるかと思って三脚も持ってきていたのですが。
そして朝・・・
普通に雨ですね。

一晩中眠れずにずーっと雨音を聞いていたように思っていたのですが、「何言ってるの?ずっとグーグー寝てたじゃん」だそうです。
自分が契約している有料天気予報では、午前中は天気が持つとの予報だったのですが。
テキストではあえて書きませんが某サイトでは朝まで「A」ですね。

気象庁は雨を当てていました(これは当日朝の予報ですが)

こんな天気なので、初めて歩く岐阜県側(新穂高)への下山はやめて、元の上高地へ戻ることにしました。奥さまも縦走を中止していっしょに下山するとのこと。まあ一緒に帰れば交通費浮くしね。
それにしても諦めが早いw
実は雨の登山ってほとんど経験がない。
雨だけど足元も滑らず歩きやすい道でした。
![IMG_9174[1].jpg](https://expreso.up.seesaa.net/image/IMG_91745B15D.jpg)
前の日5時間かかって登ってきた横尾まで半分の時間で下山。
雨は上がりました。
ここから3時間林道歩きがだるい。

1時間先の徳澤園で「コーヒーソフト」をいただきます。
このあとまた雨になり、上高地が近づくにつれて土砂降りになりました。雨具の肩の部分のシームテープが剥がれて水がしみ込んできます。指紋認証のスマホは立ち上げられません。徳澤でビニール傘が700円くらいで売ってたので買っておけばよかった。
13時前、殺生ヒュッテから7時間弱で河童橋まで戻ってきました。沢渡ゆきのバス待ちの行列がここまで伸びていました。
自分は幸いにして「あかんだな」行きです。バスは2本目のに乗れました。
こうしてちょっと残念だった槍ヶ岳ですが、双六からの西鎌尾根、大天井からの東鎌尾根はどっちも歩いてみたいから、また登る機会はきっとあるでしょう。ずぶ濡れですが爽やかに撤退。
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<おまけ>
ここんとこ山で足をひねることが多く、また今履いていた靴がテント泊の荷物を背負うにはちょっと柔らかいなと思っていたこともあり、「捻挫防止機能つき」という売り込みの登山靴を買ってみました。サロモンの「X ULTRA 4 MID GORE-TEX(エックス ウルトラ 4 ミッド ゴアテックス)。今まで持っていない色ですがこの色だけ3割引きだったのでw
自分はテント泊用と思って買いましたが、売る方は「ハイキング用」の軽い靴なんですよね。ホントに捻挫を防止してるかはわかりませんが、軽くてそこそこしっかりしていて雨の中でも全然平気だったので悪くない印象です。

この記事へのコメント
おと
奥さまも、さすが^^。また次がありますしね♪
Jetstream
お天気がいまいちのようでしたが、なによりも無事登頂、おめでとうございます。楽しみはまた先に残しておきましょう。!(^^)!
私も捻挫しやすいので、ミッドカットかハイカットの靴です。お使いのサロモンはミッドカットのようで、より安心出来ますね。
ナツパパ
槍ヶ岳って登山をする方々のあこがれと聞きますよ。
えすぷれそ
天気悪い中無理して歩いてもつまらないよなと思って撤収しました。
下るだけだったので意外と楽しかったですが 笑
>Jetstreamさん
これはまた登りに行けという啓示ですかねえ。
殺生ヒュッテでまたテント泊したいですが、荷物重くて・・
>ナツパパさん
槍ヶ岳を目標にしている人は多いかもしれませんね。どこから見てもわかりやすい山ですし。山頂近くはそれほど危なくはないですが高度感はありました。
トモミ
Inatimy
えすぷれそ
そうですね。またここまで登れる体力キープしないと!
>Inatimyさん
さすがにあれだけ尖っているので高度感はあります。
ハシゴから手を離さなければいいのですが、躓いたら恐いですね。